【磯遊び】子ども行くはじめての磯遊び!(持ち物・服装・注意点)

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この記事はこんな方におすすめ
  • 子どもと一緒に初めての磯遊びに行こうと考えている方
  • 夏休みに磯遊びデビューしてみたいと考えている方
  • 磯遊びに必要な持ち物が知りたい方
  • 磯遊びで魚を捕まえる方法を知りたい方
  • 磯遊びでの注意点を知りたい方

こんにちは、ひっともです!

あなたは「磯遊び」に行ったことがありますか?

海にはいろいろな生き物が住んでおり、そんな生き物と簡単に触れ合うことが出来る、「磯遊び」は子どもが楽しんでくれること間違いなしです!

我が家は2年前、初めて行った磯遊びの楽しさにハマり、毎年シーズンになると磯遊びに行っています。

この記事では、磯遊び好きの我が家の経験を踏まえて磯遊びの服装持ち物注意点などを徹底解説していきたいと思います!

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磯遊びとは

磯遊びとは海岸沿いの岩場に現れる「潮溜り(しおだまり) / タイドプール」に残った生き物を観察して遊ぶことです。

「潮溜まり」は潮が満ちている時には海の中に入り、潮が引いたときにちょうど現れる岩場に発生します。

魚をはじめとする様々な生き物が「潮溜まり」という限られた場所に留まることで、生き物をじっくり観察したり、子どもでも生き物を捕まえることが出来ます。

磯遊びのシーズン・時期

磯遊びのシーズンは4月~9月下旬辺りです。

4,5月には気温も暖かくなり、また海流に乗って南の海の色とりどりの魚が生き物が岩場に流れ着いてくる時期です。

一方で9月下旬以降(~秋にかけて)は海に入るのも冷たく感じられ、暖かい所からやってきた魚もだんだんいなくなってしまいます。

冬を越せずに亡くなってしまう魚を季節来遊魚(死滅回遊魚)と言います。

黒と黄色の線がかわいいオヤビッチャ。季節回遊魚の一種。

磯遊びの服装は?

磯遊びってどんな服装で行けばいいの?

磯遊びの服装を紹介します!海での遊びとなるので下記のような服装が必要です。

磯遊びの服装
  • 帽子
  • 長袖のシャツ・ラッシュガード
  • ライフジャケット
  • 水着・海水パンツ
  • スパッツ・レギンス
  • マリンシューズ・ウォーターシューズ

帽子

夏の日差しが強い時期が主なシーズンとなり、また気づくと長時間遊んでいることもあるので、熱中症対策のためにも帽子はあった方が良いです。

ラッシュガード・長袖のシャツ

紫外線対策・日焼け防止のために長袖シャツやラッシュガードがあると良いです。

ラシュガードは紫外線対策以外にも、ケガの防止や海の生き物からの予期せぬ攻撃を防ぐことにもつながります。

またラッシュガードはすぐに乾くので、そのまま海に入っても平気です。

接触冷感 ラッシュガード キッズ ジップアップ フードなし UPF50+ 80〜150サイズ UVカット98% 長袖 子供 無地 男の子 女の子 水着 HEAZEL 紫外線対策 日焼け対策

ライフジャケット

子どもと行く場合はライフジャケットは必須です!

「潮溜まり=浅瀬」のイメージかと思いますが、場所により深い場所が残っていたり、潮溜まりの少し先が外海に面している場合もあります。

何か起こってからでは遅いので安全対策はしっかりしていきましょう!

我が家はAmazonや楽天で評判の良かったFINE JAPANのライフジャケットを使用しています。

写真のように浮力も十分あり、腰程度まである潮溜まりでしっかり浮いてくれるのでおススメです!

参考まで5歳の息子はMサイズ。3歳の娘はSサイズを使用してます。

水着・海水パンツ

潮溜まりにしゃがんだり、海の水を掛け合ったりで、濡れることは間違いないので水着を着ていくのが良いです。

スパッツ・レギンス

下半身も上半身と同じく紫外線対策やケガの防止のためスパッツやレギンスを履くと良いです。

ただ、子どもはあまり履きたがらない場合もあります。

種類は足首までのタイプと足の甲までカバーされるタイプがあります。

どちらを選ぶかは正直好みですが、私は安心感もあるため、足の甲までカバーするタイプのものを使っています。

マリンシューズ・ウォーターシューズ

岩場はゴツゴツしていたり滑りやすくなっているため、ソールがある程度しっかりしており濡れても問題ないマリンシューズは必須です。

クロックスやサンダルじゃダメ?

歩いてみるとわかりますが、岩場は尖っている場所も多く、サンダルやクロックスなどソールが柔らかいものだと足の裏をケガをする恐れもあります。そのためマリンシューズが無難です。

磯遊びに必要な持ち物(便利グッズ)

磯遊びに必要な持ち物やあったら便利なグッズを紹介します。

必要な持ち物
  • 網(あみ)
  • バケツ
  • 箱めがね・のぞきめがね
  • 軍手や手袋
  • 短い釣り竿
  • 携帯用の防水ケース
  • 簡易テント・サンシェード
  • アウトドアワゴン・キャリーワゴン

網(あみ)

ヤドカリや小さなカニ、貝殻などはあみが無くても取ることができますが、お魚を捕まえようと思うと網が必要になります。

  • 柄の長いもの
  • 柄の短いもの(金魚網)

どちらもあると、状況に応じてで使い分けることが出来るので便利です。

本格的な網もよいですが、ダイソーなど100均で買える網で全然大丈夫です。

バケツ

生き物を観察するためにバケツも持って行きましょう。

普通のバケツでも良いですが、側面が透明になっているものだと、上からだけでなく、横からも観察できるのでおススメです!

わたしは釣り具メーカーのダイワが出している透明バケツ(17cm)を使っています。

使わない時は小さく収納できるので便利です。

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観察ケース

より近くで、いろんな角度から観察したい場合は透明の観察ケースがあると役にたちます。

ネットでは蓋がついたケースが売られていますが、少し観察する程度であれば蓋が無くても大丈夫です。

100均のセリアで売られている「メダカ撮影用ケース」がちょうどよく気に入っています。

※映り込み防止の黒い仕切りがセットですが取り外しが可能です。

軍手や手袋

岩場にいるカニは見つけてもすぐに岩場の隙間に隠れてしまいます。

手を隙間にいれて捕まえたいけど、素手だとかまれそうで怖いかも…。

そんなときに手袋があると思い切ってカニを捕まえることがでます。

子どもが捕まえられないような大きいカニを捕まえてあげると、子どもが大興奮すること間違いなしです。

箱めがね・のぞきめがね

少し水深のある潮溜まりを箱めがねを使ってのぞいてみると、生き物がより近くみえるので小さなお子さんにおすすめです。

短い釣り竿

ちょっとした短い竿があると、魚を釣ることもできるて楽しいです。

タナゴ釣りセットのような極小の針をつかって小物釣りが楽しめます。

我が家は全長120cm(仕舞い寸法40mほど)の延べ竿をつかっています。海以外にも池でのクチボソ釣りにも使えて便利です!

携帯用の防水ケース

意外と重要なアイテムが携帯用の防水ケースです。

子どもの写真や動画をとろうとしたら「海にドボンッ!」なんてことも避けられます。

簡易テント・サンシェード

場所にもよりますが、荷物を置いておいたり、日差しを避けての休憩や着替えができる簡易テントがあると便利です。

サイズは使用したい人数にもよりますが、ちょっと大きいかな(?)くらいが実際に使ってみるとちょうどよかったりします。

アウトドアワゴン・キャリーワゴン

今まであげた持ち物を全部持って行くと想像するとどうでしょう?

結構な荷物になりますよね…。

そんな時いアウトドアワゴンがあると荷物をまとめて持って行けるので助かります。

コールマンのアウトドアワゴンが有名かと思いますが、我が家が使ているのはWAOが出しているこのアウトドアワゴン

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大容量もさることながら、一番大きな特徴は「タイヤの幅」です。かなり広く設計されているので、舗装された道だけではなく、凸凹の多い悪路でも運べる点が気に入っています。

磯遊びに適した日時(潮の満ち引き)

磯遊びってどんな時間帯に行けばいいの?

磯遊びに最適な日時は「大潮の日の干潮になる時間帯」です!

  • 大潮とは、潮回り(潮の満ち引き)が月の周期(=約1か月)の中で一番大きくなる日
  • 干潮とは、1日の中でも1番潮が引いている時間帯のこと

になります。

必ずしも大潮である必要はなく、他の潮回りでも大なり小なり潮溜まりは発生します。

ただし、遊びにいく時間が満潮か干潮かはしっかりチェックしていきましょう!

「干潮の少し前(1,2時間前)→干潮→潮が上がり始める」辺りで遊べれば1番です。

潮回りや潮の満ち引きはどうすればわかるの?

「XXX(場所の名前) 潮見表」で検索すると、あなたの知りたい場所の情報が確認できます。

磯遊びで見られる生き物

我が家が良く行く岩場ではこんなものが見つけられます。

磯遊びで見られる生き物
  • さかな(いろいろな種類)
  • ヤドカリ
  • カニ
  • ウニ
  • イソギンチャク
  • アメフラシ
  • ウミウシ
  • その他いろいろな貝

小さな子どもでも簡単に捕まえることができるのは「ヤドカリ」。

少し動かずに海の中をみていると、ワサワサと動き出します。

カニも小さいものであれば動きが遅く、子どもでも簡単に捕まえられます。

アメフラシ(写真左)はサイズも大きく、初めて見つけた時の驚きはすごいです!

ウミウシ(写真右)は小さいためよく目を凝らして探す必要があります。

アメフラシやウミウシが見れるは4~6月あたり。私の経験では5月あたりに行ったときによく見つかりました。

磯遊びでの魚の捕まえ方

磯遊びでの魚の捕まえ方をいくつか紹介します!

その1:網(あみ)を地面につけて待ち伏せ

少し根気のいる方法ですが、小さい子供でも確実に捕まえることができます。

人が近づくと、ちょっとした穴や岩の隙間に逃げて行ってしまうさかながいます。

それらのさかなは少し時間をおくとその場所から出てきます。

そこでさかなの隠れた穴や岩の隙間が分かったらそっと、あみをその穴の前におき、少し待ってみましょう

さかな次第ですが、安全とわかるとその穴から出てきて、あみの中に自分から入ってきます。

さかなを追う必要がないので、小さい子供でも魚を捕まえることが可能です。

さかなと子どもの根気勝負です。すぐ出てくれば良いですが、なかなか出てこないさかなもいるのでその時は場所を変えましょう。

その2: 網(あみ)を二つ使って角に誘導

二つあみをもっている場合は、あみを使って少しずつ潮溜まりの角におびき寄せます。

二つのあみがくっつくくらいまで誘導できれば逃げようとしたさかながどちらかのあみに入ってきます。

賢い魚だとあみとあみの間から逃げていきます。また、完全に追い込んだともってもジャンプして逃げていく魚もいるので網に入れるまで気を付けましょう!

その3: 細い水道を使って網(あみ)に追い込み

潮が引いた時に細い水道があれば、この作戦が使えます。

水道の出口にあみを準備して待っています。

もう片方の方向から足やあみを使って魚たちを網の方向に追い込みます。

すると、びっくりして逃げ出した魚があみの中に入ってきます。

あみの横や下から逃げていかないように、隙間なく待っていることがポイントです。あみのサイズに合った水道を見つけたら試してみてください。

磯遊びで見つかる危険生物

海には触ってはいけない危険生物も存在します。

大人がしっかり理解して子どもを危険から守ってあげましょう!

危険生物その1:カツオノエボシ

綺麗な見た目とは裏腹に触覚に触ってしまうと大きな痛みとヤケドのようなミミズ腫れが生じます。

二度目に刺されるとアナフィラキシーによりショック死する危険があります。

見つけても絶対に触らないようにしましょう。

危険生物その2: ヒョウモンダコ

体長は10cmほどですが、フグと同じ「テトロドキシン」という毒を持っています。

咬まれると神経麻痺や呼吸困難などの症状が起こり、最悪の場合死に至る可能性があります。

見つけても絶対に捕まえないようにしましょう!

危険生物その3: ゴンズイ

ドジョウのような見た目ですが、エラあたりに毒を持っているため触らないようにしましょう。

ゴンズイ玉とよばれる玉になって集団で泳いでいる時があります。

危険生物その4 : スベスベマンジュウガニ

まるまるツルツルした見た目からも、スベスベマンジュウガニという名前からも何の危険性もなさそうなのが厄介なカニ。

何匹もカニを捕まええていると混じっていることがあります。

実はフグと同じ「テトロドキシン」という猛毒を持ったカニです。

今までの生物と違い、触る分には問題ありませんが、絶対に食べないようにしましょう!

触る分には問題ないとのことですが、念のため触った後には手を洗いましょう!

危険生物に興味をもった方におすすめの本

これら危険生物の話を聞いて興味を持った方に「すごい毒の生きもの図鑑 わけあって、毒ありです。」という本を紹介します。

今回話題に挙げている海の生き物以外にも、山やキャンプ、お庭で出会う身近な毒をもった生き物が紹介されています。

身近であっても知らないことが多く、大人でも楽しめる本になっています。

磯遊びのルールを守ろう

磯遊びをする際は、国やご自身の住む自治体のルールを確認しましょう!

自治体によって

  • 取ってはいけないもの(アワビ、ナマコなど)
  • 使ってはいけないもの(カニ網など)

のルールが決められています。

例えば、水産庁や神奈川県ではホームページで海や磯遊びのルールを説明しています。参考にしてみてください。

参考1 : 水産庁ホームページ: 遊漁・海面利用の基本的ルール

参考2:神奈川県公式ホームページ:磯遊びのルール

磯遊びに関する本の紹介

磯遊びに興味をもった方におすすめの本を紹介します。

  • おもしろ 磯あそび

磯あそびの基本が詰まった入門書にぴったりの本になります。

  • 海辺の生物(POCKET NEO)

磯遊びを通じて生き物に興味をもったら、図鑑などで一緒に調べてみるのも楽しいです!

NEO POCKEシリーズは持ち運びできるサイズの図鑑なので磯遊びにもっていきその場で何の生き物か確かめるのにも向いています。

  • 水の生物(小学館の図鑑 NEO)

家で見るなら、情報量の多いこちらの図鑑もおススメです。

まとめ

磯遊びがどんなものかわかっていただけたでしょうか。

同じ場所に行っても毎回違う生き物と出会える磯遊び。

春から夏にかけて我が家の楽しみの1つです

今までの経験を踏まえて磯遊びの基本から、持ち物服装注意点を紹介させてもらいました。

この記事を参考にして頂き、磯遊びを楽しんでもらえれば幸いです。

あったら便利なアイテムなども紹介しましたが、全部揃える必要はなく、少なくと安全対策だけはしっかりして出かけましょう!

それではまた!

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