【さかなクン流】魚のはく製の作り方!実際につくってみた。

子育て
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この記事はこんな方におススメ
  • 魚の剥製(はくせい)を作ってみたい方
  • ギョギョっとサカナ★スターを見てさかなクンが作っていた魚の剥製(はくせい)に興味を持った方
  • 夏休みの自由研究で魚の剥製(はくせい)を作りたい方

こんにちは、ひっともです!

NHKの「ギョギョっとサカナ★スター」を子供と見ていたら、さかなクンがマアジを使った「魚のはく製の作り方」を解説していました。

番組を見た息子がすかさず、「自分もこれを作りたい!」と。

「息子が興味を持ったならやってみるか!」と思い、子供と一緒に「魚のはく製」を作ってみることにしました。

準備から作る過程、実際に作ってみた感想・注意点をまとめました。

魚のはく製に興味がある方は読んでみて下さい!

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魚の調達方法

魚のはく製を作るにはまず魚を調達する必要がありますよね。

お魚どうしよう?お店で買ってくる?

せっかくだから海からお魚を調達しよう!

釣りで調達するのも良いかと思ったんですが、我が家は「地引網体験」に参加してお魚を調達!

地引網は小さいお魚・大きいお魚・イカなど大漁。子どもも楽しめて一石二鳥でした。

さかなクンでおなじみの「ハコフグ」も初めて本物を見ました。

お土産でもらった魚はイワシなど小さな魚が多かったのですが、その中でもはく製にできそうな、コノシロ(コハダ)を使って「はく製作り」にチャレンジしてみました!

魚のはく製作りに必要なもの

さかなクン流のはく製作りに必要なものは下記になります。

はく製作りに必要なもの
  • キッチンばさみ
  • スプーン
  • 無水エタノール
  • 紙粘土
  • ドライヤー
  • 油性マジックペン
  • 軍手などの手袋
  • ボンド

魚(さかな)

自分がはく製にしてみたい魚を用意してください。

ギョギョっとサカナスターでさかなクンが解説していたたのは「マアジ」です。

マアジは皮や身もしっかりしており、作りやすいのかなと思います。

また、番組の最後でさかなクンのはく製コレクション(ギョレクション)が紹介されおり、マアジ以外にも

  • ホウボウ
  • セミホウボウ
  • ダルマオコゼ
  • カナフグ
  • イシガキフグ

が紹介されていました。

キッチンばさみ

魚の身や骨を切ったり、皮をはぐのに使用します。

スプーン

皮に残ってしまった身を取り除くのに使用します。

やってみると分かりますが、意外に重要アイテムです!

無水エタノール

番組では「エタノールなどのアルコール」と紹介されていました。

薬局で探したところ、「無水エタノール」「消毒用エタノール」が売られていたのですが、さかなクンも「無水エタノール」を使っているようだったのでこちらを購入しました。

紙粘土

私が使ったのはダイソーのこの紙粘土。

ごくごく普通の紙粘土だったのですが、「軽いタイプ」を使うことをさかなクンはおススメしていました。

私のように手のひらサイズほどの魚なら「普通タイプ」でも少し重さを感じるほどで問題ありませんでした。大きな魚は「軽いタイプ」の紙粘土が良いと思います。

あとから知りましたが、ダイソーやセリアなどの100均でも「軽いタイプ」の紙粘土は売っているようです。

また、ネットでも「軽いタイプ」の紙粘土は購入できます。

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ドライヤー

紙粘土を魚に詰めた後、全身を乾かすにに使用します。

油性マジックペン

出来上がった魚のはく製に油性マジックペンで色を塗ります。

本物に近づけるのも良し。オリジナルのはく製を作るのも良し。

軍手などの手袋

魚を捌いたり、エタノールや粘土を使用する際に必要に応じて使います。

ボンド

ボンドは「ギョギョっとサカナ★スター」で必要な道具に入っていませんでしたが、私は必要だったので追加しました。

使い道は「作り方」のところで解説します。

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さかなクン流:魚のはく製の作り方

さかなクン流の魚のはく製の作り方を説明します。

魚のはく製の作り方
  1. 総排泄校(そうはいせつこう)からハサミで皮を切る
  2. 身と皮をはがす
  3. 背骨を切り、身をとる
  4. えらをとる、頭の身と目をとる
  5. スプーンで皮に残った身を取り除く
  6. エタノールにつける
  7. 体に紙粘土を入れる
  8. ドライヤーで乾かす
  9. 目の穴に紙粘土を入れて目を作る
  10. 油性マジックを使って色を塗る

実際の写真を踏まえて、順番にみていきましょう。

ステップ1: 総排泄校からハサミで皮を切る

総排泄校(そうはいせつこう)という穴からハサミを入れて皮を切っていきます。

ひれ(尻びれ)は根元の担鰭骨(たんきこつ)も一緒に切っていきます

ステップ2:身と皮をはがす

マアジの場合は指を身と皮の間に入れて皮を身からはがしていましたが、コノシロの場合は皮が薄かったため、どちらかというと身を皮からはぎぎ取るイメージで身を取り除きました。

内臓もこの時に取り除きます。

ステップ3:背骨を切り、身をとる

身と皮が剥がれたら、背骨を切って身を取り出します。

私の場合、ステップ2でおおまかに身をはぎ取っていたので、残った背骨だけを切りとりました。

ステップ4:えらをとる、頭の身と目をとる

写真のようにえらを広げ、中に指をいれてえらをとり除きました

小さい魚だと指をいれるのも大変ですが、このサイズくらいであれば何とか指も入ります。

加えて、頭の身や目玉も取り除きます。

「えらでお魚は呼吸してるんだよー」など、こどもに話しながら行うとお魚の体の構造の理解も深まって良いと思います。

ステップ5:スプーンで皮に残った身を取り除く

最後に皮に残ってしまった身をスプーンで取り除きます。

さかなクンがテレビで言っていた通り、スプーンを使うと残っていた身を綺麗に取り除くことができました。

最終的には写真のような感じです。少し反対側が透けて見えるまで取り除きました。

私は少しこだわり過ぎておなか周りの皮が切れてしまいました…。

エタノールの工程があるので身を取るのは、そこまで神経質にならなくてもいいかと思います。

ステップ6:エタノールにつける

写真のように、魚がまっすぐ入るような容器に無水エタノールを入れ、魚全体がつかるようにします。

この状態になったら、常温で2日間保存します。

エタノールなどのアルコールに入れることで、余分な油を除去して腐敗防止に役立ちます。

少し容器を斜めにすると、必要な無水エタノールの量が節約できます!

ステップ7:体に紙粘土を入れる

2日経ったら、エタノールから取り出します。

状態はこんな感じです。触ってみると少し皮が固くなり、縮んでいます。

まずは腹部から紙粘土をいれて魚の形に形成します。

最初は薄く入れてだんだん粘土を盛っていき、形を形成していきました。

お口やえらの中にも粘土をつめます。

細かい所は、つまようじを使うと入れやすいかと思います。

私が使った100均の粘土だと、手についた粘土が魚の外皮に少しついてしまうので、手につかないタイプの粘土を使うとこの点も改善されると思います。

少し切れてしまったおなかの皮や縮んでしまった部分は紙粘土でカバーです笑

粘土を詰め終わったら、乾かす前に魚に動きを入れてみましょう。

我が家は口を少し開け、魚に反りをいれてみました。魚が泳いでいるのをイメージしながら作ると楽しいと思います。

ステップ8:ドライヤーで乾かす

粘土詰めが終わったら、全身にドライヤーをかけて乾燥させます。

背びれなどこの時に少し広げながら乾かすといいと思います。

目の部分はよく乾燥させましょう!

ステップ9:目の穴に紙粘土を入れて目を作る

目の穴に紙粘土で目を入れます。

テレビでは言っていませんでしたが、目を乾燥させるとどうしてもポロっと落ちてしまいます。

私は乾燥後に一度目を取り、落ちないように再度ボンドで固定しました。

目をふっくら大きくするのがさかなクン流!大きく出ている方がかわいらしくなります。

本物の魚に近づけたい場合は、このようなぬいぐるみ用のさし目を使ってるのも良いかと思います。

ステップ10:油性マジックを使って色を塗る

ここまで来たら最後のお楽しみ、色塗りです。

息子の想像力に任せて好きに塗ってもらった我が家のコノシロがこれ!

カラフルでいい感じです!

黒目の回りを赤で塗っているのは、本物の魚の目が少し充血していたから、よく見てるなーと感心しました。

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まとめ

ギョギョっとサカナ★スターを参考に、魚のはく製を作ってみました。

番組で作っていたのはマアジのはく製でしたが、地引網で取れたコノシロ(コハダ)で我が家はチャレンジ。

皮が薄く苦戦しましたが、無事にはく製を完成させることができました。

自ら海で取った魚なので息子にもいい体験になったと思っています。

マアジ以外の魚でもはく製作りが可能なことが分かってもらえたと思うので、あなたも参考にして魚のはく製を作ってみてください!

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