こんにちは!ひっともです。
最近子どもと一緒に釣りに出かけることが増えてきました。
せっかく子どもが釣った魚を何とか形に残せないかと思い、魚拓作りにチャレンジしてみました!
また、多くのアイテムを100均のアイテムを使っています。
子どもだけでなく、自分が釣った大物を魚拓にしたい方も是非参考にしてみてください!
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魚拓とは釣った魚の記録や記念としてとして、魚に墨やインクを塗り、布や和紙に魚の型を写し取ったものです。
直接法と間接法
魚に直接墨やインクを塗って写し取る(転写する)方法は、直接法と呼ばれ、今回私が挑戦したのもこの方法です。
一般的に魚拓といって思い浮かぶのはこの方法だと思いますが、直接法とは別に間接法と呼ばれる方法もあります。
間接法は、魚の上に布や和紙を置き、その上から着色していく方法です。着色する色を使い分けてカラーの魚拓をつくることも可能ですが、難易度は上がると思います。
デジタル魚拓
また最近ではデジタル魚拓と呼ばれるものもあり、釣った魚の写真を送って実寸大の魚拓を作ってもらうというサービスです。
業者に送るのは写真だけで良いため、お手軽に魚拓を作ることができ、キャッチアンドリリースする場合にも対応できます。
ふるさと納税の返礼品で扱っている自治体もあり、お得に試してみたい方はふるさと納税を使ってみるのもおススメです。
魚拓を取るのに必要な物
魚拓を作るにはどんな準備が必要なの?
まずは魚拓を取るのに必要な物をご紹介します。どのように使うのかは実際に作ってみた工程と一緒に説明します!
魚拓の取り方
その1:魚のサイズを測る
まずはメジャーを使って釣ったお魚のサイズを測りましょう。
サイズは出来上がった魚拓に記載し、必要な布や和紙の大きさの参考にもなります。
今回魚拓にするのは、息子が釣ったコノシロ。29センチですね。
その2:魚の下処理
魚に墨を塗る前に、魚のヌメりを取る下処理が必要になります。
魚の種類にもよると思いますが、今回私がやったように塩を使うと効率よくヌメヌメを取ることが出来ると思います。
その後、塩を水で流したらしっかり水気を拭き取りましょう。
口の中やエラの中にもキッチンペーパーを入れると、中からの余分な水分で墨がにじんでしまうんを防いでくれます。
その3 : 魚に墨を塗る
墨を塗っていくので魚は段ボールや新聞紙の上に乗せましょう。
カッコ良い魚拓を取るために、口の開き具合や・尾びれや背びれなど、魚のひれをしっかり伸ばして形を整えておくことも忘れずに。
また出来上がりの魚拓は反転するため、魚の向きにも注意です。
通常イメージする魚拓は魚が左向きの魚拓だと思うので、実際の魚は右向きに置いておきます。
魚の準備ができたら墨を塗っていきましょう。
今回は100均(ダイソー)に売っていた墨汁(墨液)を使って挑戦。
100均の墨汁でも問題ありませんでしたが、濃さなどが気になる方は普通に販売している墨汁の方が良いと思います。
墨汁を入れているパレットも100均で売られている絵の具用のパレットです。
墨を塗る際にはの下記の2点を注意しましょう。
ポイント1:目には塗らない
魚の目は、魚拓を取った後に最後に仕上げとして入れていきます。
そのため、目には墨を塗らないよう注意しましょう。
ポイント2:場所によって墨の濃さに濃淡をつけよう
魚全体を同じ濃さで墨を塗ってしまうと魚拓の締まりが無くなってしまうので、場所により墨の濃さに濃淡を付けましょう。
具体的には、頭や背中、ヒレを濃くしましょう。
私が使った100均の墨汁は元々そこまで濃いものではなかったので、原液を薄めることはせず、濃くしたいところは多めに墨を塗り、その他は少な目に墨を塗るようにしました。
その4 : 布や和紙に転写する
今回、私は100均で売られていた白いはぎれ布を使用しました。
大きさも十分だったので何枚かに切って挑戦です。
和紙の場合は習字用の半紙や、ネットで調べると強度の強い魚拓用の和紙も売られています。
墨を魚に塗ったら、布や和紙を魚に被せていきます。
魚の輪郭やヒレなどがしっかり映るように少し上からも押しておきます。
ちなみにこれが初めての転写です。
さて出来映えは?
何とか形にはなっていますが、ヒレが全体的ににじんでしまっている印象でしょうか。
墨の塗り方や、布の被せ方・押し方によって出来栄えが変わってきます。
我が家も初めての魚拓づくりだったので、試行錯誤しながら何度か挑戦し、一番出来の良いものを使って、最後の仕上げに進みました。
私のように初めて挑戦するかたは、布や和紙を余分に用意しておくと良いと思います。
ちなみに、一緒に写っている小さい魚は「イワシ」です。
一緒に釣れたイワシも一緒に魚拓にしたいという息子の希望で、小さいですが魚拓に仲間入りしています。
その5 : 仕上げ作業
仕上げ作業として、筆ペンを使って目を書いていきます。
目の雰囲気でカッコ良くも、可愛くもできるので自分の好みにあった目を書いてみてください。
また、しっかりとした魚拓を作っている方からすると邪道かもしれませが、ちょっとぼやけてしまった部分やうまく墨が付かなかった部分も筆ペンで若干修正していきます。
その6: 魚拓に必要な情報を記入
ここまで来たら最後に魚拓に必要な情報を記入していきましょう。
自分が書いておきたい情報で十分だと思いますが、一般的な魚拓には下記の情報が記入されています。
その他、釣った方法(ルアー釣り、餌釣りなど)や天候・水温など釣った条件を書くこともある様です。
魚拓を額に入れて飾るのもおススメ
作った魚拓をそのまま壁に飾るのも良いですが、額に入れて飾ると特別感も出るのでおススメです。
我が家では釣った時の思い出に、写真も一緒に入れて飾ってあります。
額に入れて飾っているのは私が完成させたものではなく、息子が目とイワシの顔を補正した魚拓です。自分で作った方いいですよね!
魚拓にした魚は食べられる?
しっかり洗って墨を落とせば食べることができると思います。
墨を塗ってますが、表面についている程度で、身まで墨が染みることはないかと思います。
コノシロは小骨の多いお魚なので、小骨を切って、塩焼きにして頂きました。
どうしても気になる場合は、皮を剥いだ料理にする方法もあると思います。
まとめ
子どもが釣った魚を使って、実際に魚拓を取ってみたやり方をご紹介しました。
意外と簡単に出来て、釣った魚の思い出にもなるので、親子で作ってみるのと楽しいと思います!
この記事が参考になれば幸いです。
それではまた!
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